<>琉球史研究リンク集<> |
||
琉球史を研究する上で役に立つと思われるサイトを集めてみました。 |
||
中国における琉球史跡 更新11/03/14 |
日本における琉球史跡 更新11/09/12 |
[更新ニュース] リンク切れなどを全面的に調整し、新たな情報を加えました。(2020/05/11)
〈ページ内へジャンプ〉
<>◆史料・文献データベース検索<> <>◆図書館<> <>◆博物館・美術館<>
<>◆研究機関<> <>◆史跡<> <>◆その他の有用サイト<>
琉球大学附属図書館を拠点に、既存のデータベースでは網羅されていない沖縄に関する論文や図書などの各種文献の情報を中心に検索を行うことを目的に構築されたサイト。 琉球大学附属図書館をベースに、沖縄県立図書館等との横断検索が可能。 書籍の目次などの詳しい表示も有。 重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」の成果。古めの文献の検索に便利。 所蔵品・史料・文献の検索ができる。収蔵家譜(原本・写本)の検索も可。 ・琉球関係文献検索システム *現在、利用不可(復活が待たれます) 重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」の成果。琉球史研究のための最有用ツール。『琉球王国評定所文書』全巻・士族の家譜(『那覇市史』既刊分)・『大島筆記』の全文検索が可能。 ・沖縄の歴史情報CD-ROM版 *現在、一覧のみ閲覧可能 重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」の成果。『歴代宝案』(部分)、『中山世譜』、『球陽』、使琉球録(冊封使録)などの基本史料がデータベースや画像で収録されている。なおこのプロジェクトについては「沖縄の歴史情報」・「沖縄の歴史情報研究」を参照のこと。 貴重資料(古地図、軸物、絵図、古文書等)が高精細画像で閲覧できる。 宮良殿内文庫・仲原善忠文庫・伊波普猷文庫・Bull文庫・阪巻・宝玲文庫などの電子化資料が閲覧できる。 重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」において作成された東京大学史料編纂所・鶴田啓先生のデータベース。 重点領域研究「沖縄の歴史情報研究」において作成された東京大学史料編纂所・横山伊徳先生のデータベース。 ・朝鮮王朝実録データベース [韓国語] +English 韓国の国史編纂委員会のサイト。琉球研究にとっても貴重な史料である朝鮮王朝実録の検索が可能。英語のページもある。 文部科学省特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成(通称にんぷろ)」の成果として管理人らが作成中の「久米系家譜」・「那覇系家譜」・「『氏集』外家譜」の目録データベース。 *参考* ・研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD) +English 研究者・研究課題の検索が可能。 ・CiNii論文情報ナビゲータ +English 雑誌論文(比較的新しいもの)の検索が可能。 ・科学研究費成果公開サービス +English 科研の採択課題や成果の検索が可能。 |
〔沖縄〕 ・琉球大学附属図書館沖縄関係資料室(+デジタルアーカイブ) 宮良殿内文庫(八重山石垣の旧家・宮良家伝来の史料群)・仲原善忠文庫(『琉球薩摩往復文書案』他)・伊波普猷文庫(『おもろそうし』・『喜安日記』他)・Bull文庫(戦前の古写真)・阪巻・宝玲文庫(ハワイ大学所蔵)の電子化資料は圧巻。 東恩納寛惇文庫・真境名安興文庫・比嘉春潮文庫などのコレクション群を収蔵。郷土資料室は琉球・沖縄関係の豊富な書籍が自由に閲覧できて便利。ハワイ大学蔵ホーレー文庫の写本類や八重山博物館収蔵文書の写本類の閲覧も可能。また貴重資料デジタル書庫では『首里古地図』・『琉球染織』(裂地標本)などの閲覧ができる。 二階の沖縄学研究室は豊富な琉球史関係資料を収蔵。閲覧も容易。県立図書館と休館日がずれているのも便利。 美術関係のコレクションのほか、当方の図帳(19世紀)・『傳王文治筆琉球紀行詩』などの近世史料も。また鎌倉芳太郎の琉球芸術調査資料も所蔵。 〔その他〕 ・東京大学史料編纂所 +English・Korean・Chinese 国宝・島津家文書をはじめ、琉球関係史料を豊富に収蔵。各種データベースも有用。 ※現在、耐震工事に伴い図書室の利用が大幅に制限されています。ご注意ください。 ・ハワイ大学図書館坂巻・宝玲文庫 [English] フランク・ホーレーおよび坂巻駿三による琉球関係資料のコレクション。英語(一部、日本語)。デジタル展示では『中山花木図』・『沖縄風俗之図』などが画像で公開されている。 ・鹿児島大学附属図書館 +English 島津家玉里文庫などを所蔵。HPでは『琉球人行粧之図』などが閲覧できる。また奄美地方の各機関に所蔵されている古文書類の所在情報を収録した奄美古文書所在DBや、同館開催の貴重書公開事業の図録に執筆・掲載された解題を収録した貴重書公開展図録解題DBも公開している。 鄭嘉訓・鄭元偉・宜湾朝保の書、薩琉海路図巻物などの琉球関係の貴重史料を所蔵(一部は貴重資料デジタルアーカイブで閲覧できる)。 ・財団法人東洋文庫 +English 豊富な漢籍史料のほか『琉球画誌』などの和書も所蔵。 ・国立公文書館 +English 内閣文庫の古書・古文書類を所蔵。『柔遠駅草』、『琉球冊封使一件』、『琉球人御礼次第』など貴重な琉球関係資料が含まれている。所蔵資料の検索はデジタルアーカイブ・システムで。またデジタル・ギャラリーでは『元禄国絵図』・『琉球中山王両使者登城行列』が閲覧できる。 「(福州在留之琉球人差出シ)台湾兵乱風説書」などが閲覧できる。 ・宮内庁書陵部(書陵部所蔵資料目録・画像公開システム) 「康熙帝賜琉球国王尚貞勅諭写」などが画像で閲覧できる。 『日本近世生活絵引』の奄美・沖縄編、南九州編、琉球人行列と江戸編を編纂。各絵引は神奈川大学リポジトリで一部または全部がPDF公開されている。 アジア歴史資料デジタルアーカイブから早大蔵『清国漂流図』(沖永良部人・琉球人が同船した薩摩船の海難[1810 年]絵巻)が閲覧できる。 |
〔沖縄〕 奄美〜沖縄の62館の博物館のネットワーク。各館の特別展やイベントのインフォメーションや加盟博物館の一覧がある。 [那覇とその周辺] ★モノレール(ゆいレール)のフリー乗車券で県立博物館・美術館、那覇市歴史博物館、壺屋焼物博物館、首里城、玉陵、識名園が割引になります。 ・沖縄県立博物館新館・美術館 +English 平成19年11月1日、那覇市おもろまちに新たに開館(ゆいレール「おもろまち駅」から徒歩10分)。琉球・沖縄関係では最も規模の大きな博物館・美術館。博物館には新たに修復された旧・円覚寺の仏像・白像、新たに復元された伊平屋の阿母加那志の衣装、進貢船模型など、貴重史料・資料が多数陳列されている。 ゆいレール「県庁前駅」に接続しているビル・パレット久茂地の4階。同ビルに入っている百貨店リウボウからも連絡通路がある。旧・那覇市歴史資料室。国宝・尚家資料や家譜資料を含む豊富な近世史料を所蔵。那覇市史の編纂室もここにある。なお尚家資料の詳細は『国宝「琉球国王尚家関係資料」のすべて』(沖縄タイムス社)に詳しい。 ・那覇市立壺屋焼物博物館 +English 壺屋のやちむん(焼物)通りにある(ゆいレール「牧志駅」から徒歩10分)。古琉球期の高麗瓦・中国や東南アジアからの輸入陶磁器や、近世期の朝鮮式陶法の習得(※薩摩から朝鮮人陶工を招いた)から生まれた上焼(=今日の壺屋焼の主流)の歴史を分かりやすく展示。また湧田や壺屋の発掘調査で発見・切り取り保存された二基の古窯跡も展示。 ・浦添市美術館 +English 日本初の漆芸専門美術館・沖縄初の公立美術館(ゆいレール「古島駅」からタクシーで10分)。琉球漆器のコレクションのほか、『琉球交易港図屏風』・『琉球八景』(北斎)などを所蔵。すぐ近くに浦添ようどれ(英祖王陵・尚寧王陵)・浦添市立図書館(「沖縄学研究室」併設)などもある。 [本島南部] 「旧具志頭村の歴史・民俗」・「港川人」・「謝花昇」に関する展示。 [本島中部] 馬艦(マーラン)船に関する大工道具や資料などを展示。 座喜味城(グスク)址の入口手前。読谷の歴史民俗をテーマとした展示(展示概要についてはこちら)。亀甲墓の原寸大の模型があり、墓内部の様子も見られるようになっている。年報・紀要・資料館だよりをはじめ、民話集等の編集発行も継続的かつ精力的に行っている。三階に美術館が併設されている。 サイトからパンフレットがダウンロードできる。冊封使・徐葆光の聯、冊封使従者・王文治の扁額などを所蔵。敷地内には1824年に漂着死亡した唐人の墓碑(現物)がある。またすぐ裏手に国指定の仲泊遺跡(約3500年前)や、高麗人墓(朝鮮陶工の墓)もある。『恩納村博物館紀要』を刊行。 [本島北部] 世界遺産・今帰仁城(グスク)址のすぐそば。城址からの出土物や、今帰仁村落の歴史を伝える様々な資料が工夫を凝らして展示されている。『なきじん研究』等を刊行。 ピトゥ(鯨・イルカ類)狩りに関する展示など、名護・やんばるの生活・自然に関する展示が中心。『琉球嶌真景絵巻』・『程順則書軸』といった近世史料も所蔵。名護博物館紀要『あじまぁ』等を刊行。 [久米・八重山] 八重山の歴史や文化に関する展示。豊富な史料(考古史料・近世史料)も所蔵。『博物館紀要』などを刊行。隣には県立図書館八重山分館があります。 ・宮古島市総合博物館 専用サイトなし。住所などはこちら。 〔奄美〕 [奄美大島]南島雑話(写本五冊)などを所蔵。 ・奄美市歴史民俗資料館(旧・笠利町立歴史民俗資料館) [奄美大島]旧笠利町で出土した遺物や、民具・農具などが展示されている。 [奄美大島]須古茂文書(古琉球辞令書の写本を含む)などを所管。 ・伊仙町歴史民俗資料館 [徳之島]専用サイトなし。住所などはこちら。 ・和泊町歴史民俗資料館 [沖永良部島]専用サイトなし。住所などはこちら。 〔鹿児島〕 『中城王子上国船行列図』などを所蔵。琉球船の模型を展示。 『琉球御召舟之図』などを所蔵。 坊津の歴史民俗資料を展示。1584年に島津義久から坊津の海商・鳥原掃部助に発給された『琉球渡海朱印状』などを展示。 〔その他〕 ・東京国立博物館 +English 絵画・美術・工芸品のほか『進貢船図』(19世紀)、『琉球楽略図』(1832年刊)、『琉球物産志』(江戸・写本)などの史料類も所蔵。詳細は『東京国立博物館図版目録・琉球資料篇』(2002年)に。 ・九州国立博物館 +English 喜界島の古琉球辞令書(1603・1606年)などを収蔵。収蔵品ギャラリーでは琉球舞楽図巻が閲覧できる。 ・東京大学総合研究博物館 +English デジタルミュージアムでは、鳥居龍蔵が沖縄を調査した際の写真コレクションが公開されている。 |
〔沖縄〕 清朝の琉球関係档案の写本などを収蔵。『歴代宝案』校訂本・訳注本の編集室、新・沖縄県史の編集室もここにある。 『南島文化』・『調査報告書・地域研究シリーズ』などを刊行。研究会なども積極的に開催。 沖縄各地の出土物を収蔵。首里城や円覚寺跡の出土遺物も。サイト内のDBで県内遺物の検索ができる。また同サイトには県内各地の写真・遺跡データを収める遺跡分布地図情報システム(GIS)もある。 〔その他〕 楚南家文書など貴重な近世史料を所蔵。また『沖縄文化研究』・『沖縄研究資料』などを刊行。 映像記録のデータベース化やオーラルヒストリーの収集を行う一方、総合講座『沖縄学』(オムニバス講義)の開催なども。 ・神戸女子大学古典芸能研究センター・沖縄祭祀資料データベース 沖縄祭祀研究会の調査による祭祀記録写真を公開。 |
〔沖縄本島〕 ・首里城公園 +English・Korean・Chinese 『那覇港図屏風』など貴重史料も所蔵。 文化遺産オンラインより。世界遺産登録遺跡である首里城跡・識名園・玉陵(たまうどぅん)・園比屋武(そのひゃん)御嶽石門、斎場(せーふぁ)御嶽、中城跡、勝連城跡、座喜味城跡、今帰仁城跡の解説。 「閩人三十六姓」の子孫の方々が運営されている久米村崇聖会のサイト。 18世紀中葉の琉球住居。国指定重要文化財。新垣家住宅・上江洲家住宅など、ほかの重要文化財住居も紹介。 各地の遺跡が簡潔に紹介されている。琉球大学教授・高良倉吉先生のインタビュー記事も。 |
[学会] 琉球大学史学会を前身に、琉球沖縄およびその関連地域の歴史を研究する関連諸学問領域の発展を目的として2018年に設立された。 [研究会] 八重山諸島の歴史・文化に関する研究会の合同サイト。研究会や講演会の情報が見られるほか、投稿論文のコーナーでは研究会のレジュメなども閲覧可能。 今帰仁グスクとその周辺遺跡について、ボランティアガイドさんたちと文化財係からのホットな情報が提供されるほか、ガイドの予約フォームもある。 [研究者] 新進気鋭の若手研究者・上里隆史氏が最新の琉球・沖縄史のトピックを分かりやすく紹介するブログ。ボーダーインクから同じ書名で単行本化。 こちらも新進気鋭の若手研究者・岡本弘道氏による琉球と海域アジアの歴史研究のためのサイト。サイト内のブログ「省省流転」では琉球史やアジア海域史に関する様々な情報が発信されている。 ・琉文21 近現代の沖縄文化を精力的に研究されている新城栄徳さんのサイト。ご本人の研究成果や近現代沖縄文化を中心とした詳細な情報が発信されている。 ・EAH(East Asian History) [English] アメリカ(おそらく)唯一の琉球史研究者Gregory Smits氏の英語版東アジア史研究リンク集。Ryukyuan
and Okinawan Historyのコーナーあり。ちなみにGreg氏本人のサイトでも琉球史の論文などが閲覧可能。 [書店] ・BOOKSじのん [宜野湾] 沖縄・奄美関連書籍の専門店。探求書の相談にも乗ってくれる。「じのん」は方言で宜野湾の意。その名の通り宜野湾にある。年中無休。 ・榕樹書林 [宜野湾] やはり宜野湾にある郷土資料専門書店。榕樹は「がじゅまる」のこと。冊封使録の現代語訳注シリーズ・琉球弧叢書・『朝鮮王朝実録琉球史料集成』など史料や学術書の出版も精力的に行っている。 ・ちはや書房 [那覇] 那覇中学校の前(若狭大通り沿い)の古書店。こじんまりとした店内に沖縄関係書籍が充実中。Yahoo!オークションストアでは「文華堂書店」を運営(店のサイトからジャンプできる)。店に連絡すれば直接購入することも可(在庫はヤフオクサイトで検索できる)。 ・本処あまみ庵 [奄美大島] 名瀬市街の奄美本通り沿い。充実の奄美郷土書籍コーナーがある。島唄コーナーではCDやDVDも。 |
[管理人のHPへ]